帰宅した俺を待っていた代物と、導入前の心中について

「こんなもん、今からでも新聞紙読み漁った方がいいに決まってんだろ!」
旦那は憤っていた。
帰宅してから開口一番に本採用されたことを報ずるなり人場合のように喜んでいたのも短時間、入社までの意欲を尋ねた途端にヒートアップし始めるのは夫の性はなのだろうか。
「そんな名称すること乏しいでしょ!」
「否、すみません。けれども、そのぐらいもう少し自分の頭で考えられるといいんだけど、あー、もう……ともかく、今からでも認識を取り入れることを始めた方がいいぞ」
旦那は頭を抱えていた。その反面、どうしてもどっか嬉しそうでもある。
「来週からレポーターですぞ、お前!」
旦那はまるっきり竹中直人のように微笑みながら怒っている。
「そういえばスーツは持ってるのか?あと、販売紙袋とか腕時計も仕事だろ?おや〜、僕の年収が消えて出向く……」
旦那の頭の中では既に勤める私の個性がひとり歩きしているようです。
「揃えられるものはわたしが自腹下回るよ。蓄財だってあるし、自分のことだし」
「それじゃあ、主人としてのプライド丸つぶれじゃねえか。僕が収支鳴らすよ」
「え?」
旦那はやり方に何かを持ってきた。http://www.ooooner.com/musee-yoyaku.html